触診を震えて待て

さて、門を叩いた専門クリニック。診察ベッド上で下半身をさらけ出し、自ら臀部を押し開いて肛門をあらわにする私。

老院長は、見るやいなや、「あっ、これ、古いのも、新しいのも、痔ろうだから」とあっさり。

取り敢えず、肛門ガンでないことが分かって一安心だったのですが、次の瞬間、「これは手術しないと治らないよ、どれどれ」とばかりに、指を突っ込んでの触診が始まりました。これが痛いのなんの。手術には同意するんだから、そんなに無理してほじくらないでくれ!という感じでした。

おそらく、触診によって、直腸の粘膜を突き破って体表に向かう瘻管の様子を調べるのでしょう。手術後、瘻管が取り出されたら、どんなに苦しくとも写真を撮ろうと思っています。「5ちゃんねる」の専用スレには、その形状をマカロニとかホルモンとかに例える記述がありました。それが膿みで埋まっているのだから、触れば激痛が走って当然です。

老院長いわく、「抗生物質だしても意味ないから」とのこと。痛いですよ、先生。

触診が侵襲になったのか、以来、肛門周辺の痛みが取れないままとなっています。それとも、意外に深刻な状態なのか。