ペンギン

手術後、初の検診。

具合も良さそうなので、バスで行くことにしました。バス停で数えて6つ目。乗れば10分かからない距離です。

ただ、バス停までの歩行はおっかなびっくり。傷口にあてたガーゼが気になるので、ペンギンのような歩き方になります。スピードは老人以下です。

最近のバスは、老人にやさしい低床バスなので、お尻の間にガーゼをはさんだペンギンでも、容易に乗り込むことができます。で、社内のあちこちに降車ブザーがあるので、無理に手を伸ばす必要もない。

クリニックにつくとすぐに院長先生の検診。私の話を聞いても、患部を見ても、「順調、順調」と繰り返すだけでした。主な注意点は、

・瘻管を取り外した後の穴に詰め込んだガーゼは、多少臭い始めても、そのままにしておく方が痛みも少ないし、治りも早い、

・シャワーだけでなく入浴した方が治りが早い。こんな状況でなければ、温泉に行くのが一番良い。

(瘻管の跡にガーゼを詰め込んだり、輪ゴムを差し込んだりした老人が、同じ湯舟に入ってきたら不衛生で嫌だな、という感覚をお持ちでない?)

帰りは歩きましたが、院長がつけたガーゼは、漏れ出す血膿を受け止めるには、小さすぎました。