円座クッションの手術前レビュー

痔もちの必須アイテムの筈の円座クッションを買いました。

肛門の周囲を圧迫しないように、ドーナツ型になっています。ただ、通販サイトをながめてもピンキリ。どういう円座クッションが役に立つのか、決め手となる情報もありません。

形状の若干の違いはさておき、どうやら、高反発クッションと低反発クッションとに大別される様子。

で、まずは、沈み込みが少ない筈の高反発クッションを買ってみました。尾てい骨に当たる部分と、太ももを置く部分に窪みをつけた高級?品です。

以下、レビュー(ただし手術前):

・確かに、お尻をしっかりサポートするから、肛門の周囲が直接圧迫されることはないが、しっかりサポートする分、お尻全体は圧迫されて、それが肛門の周囲への間接的に伝わる感じ。この影響が手術後どう出るか。

・高反発クッションは、沈み込みが少ないのだから、クッションの厚みはその分、薄くていい。低反発クッションのように厚くしていると、その分、座高が上がって使い勝手が良くない。思っている以上に視点が上になり、姿勢もふらつきやすくなる。

・エルゴデザインの椅子は、それ自体が、お尻全体をサポートする形状になっていて、その範囲で、肛門の周囲を圧迫しない。そこに高反発クッションを載せると、せっかくのエルゴデザインを全く使わずに、クッションの上に改めて座るわけだから、座り心地が著しく悪化する。

・高反発クッションは、折りたためないから、外出時に持ち歩くことは事実上不可能。

もしかすると、円座クッションとは、昔ながらの固い木の椅子などに使うためのもので、いまどきのオフィスチェアなどには、却って使わない方がいいものなのかも知れません。

いぼ痔もちなら話も多少違うのかな。