6週目の夜は更けゆく

一度も増し締めすることなく、ゴム紐が引き抜かれてから5日。

ゴム紐によって確保されていたドレーンが次第に細くなるからか、浸み出す液体の量も減ってきました。もう生理用品なしに背広が切れる感じです。

ただ、肛門に当てたガーゼには、少しですが茶褐色の汚れがつきます。これは、浸み出す液体の色なのか、それとも漏れ出した便なのか。開放術式だと、括約筋を切り開く筈ですから、肛門の中でもそこの「締まり」がなくなっていても、不思議ではないです。そうだとすると、括約筋が再び育つ?まで厄介なことになるのでしょう。

例によって、鏡越しの写真をまじまじと見ると、くり抜いた部分はわずかにピンク色となっているだけで、手術直後に鼻の穴のような大穴が開いていたとは、とても思えません。開放術式の跡も、くっついているようで、「切り開いた」感はありません。もちろん、まだ、排便後にトイレットペーパーでゴシゴシ拭く勇気はありません。

12時の当たりに、瘻管の端のような「豆」が見えます。萎んでいけばいいのですが、もしかすると取り残しがあるのかも知れません。

まあ、このまま浸み出す液体の量が減るようなら、取り敢えず、この週末からランニングを再開しようかな。さすがに、肛門にガーゼを当てている間は、スポーツクラブには行けませんけど。