えっ?増し締め?

前回2月24日に受診したところ、「次回は3月20日以降に」と言われたので、今日、院長先生に診てもらいました。

自覚症状としては、

・浸み出しは止まらないが、血膿の色はついていないし、量は減っている。
・温水をあてると、たまに沁みて痛いことがあるが、基本的に痛みはない。
・シートン法で埋め込んだゴム紐の端が、ちくちくすることがある。

程度になっています。

院長先生は「もう大丈夫なんだけど(折角きたんだから)診ますか」という感じ。私の申告を聞いて、内容が深刻でないので、専門医としてやる気が出ないみたいです。

で、肛門の周囲の状態を見るや、「肛門後方の開放術式の跡は完全に治ってるね」と一言。で、ほんの少し逡巡した後、「じゃあ、シートン法のゴム紐も、もう抜いちゃおうかな」と。

ええっ?。シートン法って、瘻管に通した後、これが括約筋に食い込んでいって消え去るまで、段階的に「増し締め」していくんじゃないんですか?

5ちゃんねる掲示板への先人の書き込みをみていると、この「増し締め」の都度、激痛が走るとあります。で、こちらも遂にその覚悟を決めて、果たして、それが1ヵ月続くのか、2ヵ月続くのか、悶々としていたわけですが。

ゴム紐を抜き取るのも、ほんの一瞬「痛いかも知れないなあ」とつぶやいた気がしましたが、「抜いても痛くないですよ。シートン法、楽だったでしょ?。生活習慣変えずに済むから」などと言いながら、イソジン液で消毒するや否や、スコスコスコ~って、あっさりゴム紐を抜き取りました。

(診察台の上に仰向けに寝て、自ら太腿と臀部を抱え込んでM字開脚状態になっているから、抜き取ったゴム紐などは見えない。)

「いちおう抗生物質だしておくけど、もう来なくてもいいし、1~2週間後に来てもらってもいいし」とのことでしたから、すかさず、「2週間後に診てもらいます」と断って、退去してきました。

こちらの想像以上に治りが早かったのは、瘻管や肛門周辺膿瘍の状態が、あまり悪くなかったのでしょうし、肥満でなく、糖尿病でもなかったとか、「傷跡、はやくくっつけ」とばかり、ビタミンサプリを毎日、飲み続けたとか、そもそも排便の都度、毎日3回、ウォシュレットではなく、風呂場のシャワーで洗浄し続けたとか、いろいろな要因が組み合わさった結果だったのだと思います。

取り敢えず、これから入浴して、上がったら、例によって、ゴム紐を抜き取った後の肛門の状況を撮影します。