痛み goes on?

全快にむけて勉強してみました。括約筋温存術とシートン法は、全く別物というくらい、違うもののようです。

これによると、括約筋温存術とは、深い位置を通る瘻管を、くり抜くように取り除くもの。一方、シートン法とは、瘻管をゴム紐で縛って、その力で括約筋を切り開きながら、瘻管を体表まで寄せていくもののようです。

ちなみに、英語では Seton placement とか Seton techniques とかいうようです。seton には「排液線」という訳語が当てられていますので、紐そのものを指すようです。

ナイロンやシルクのような、体内に吸収されない手術用の糸を、瘻管に通すようです。そういえば、院長先生は「ゴムには殺菌作用がある」などと言ってました。

瘻管の通りを良くして、膿瘍の排出を促すなどと書いてあります。ただし、緩いと、それ以上の効果はないそうです。一方、きつく縛ると、時間をかけて瘻管を切断する効果が期待できる模様。

痛くない筈はなさそうです。