ガーゼ

手術から13日目の朝。

痛みは軽くなったものの残っています。肛門の内側の瘻管を取り除いて縫い合わせているのでしょう、その辺りに「坐薬のかわりに飴玉を押し込んだような違和感」が常時あります。で、それが、たまにですが、確実に痛む。

確信はありませんが、便なり、おならなりが溜まって、排出したくなるときに、それに刺激されて痛くなる感じがします。

痔を手術するなら、手術の前後から、野菜中心の食生活を続けて、食物繊維にまみれた便を規則正しく排出する習慣を付けておくべきと思います。

漏れ出す血膿をうけとめるガーゼは、かなり手際よく当てられるようになっているので、さすがに「面倒臭いから(痛みと)排便を我慢しよう」などということにはなりません。おしげもなくガーゼを取り換えるだけです。

ガーゼは、市販のもの(白十字社のソフキュアガード)とクリニックで買い求めたものとを使っています。

どちらがどうということはないのですが、同じガーゼといっても全然違います。

クリニックで買い求めたガーゼは、昔ながらのガーゼで、透かして見ると、縦横に糸が織り込まれているのが見えます。その分だけ、ふわっとした厚みがあります。

一方、ソフキュアガードですが、これは不織布(※繊維を織らずに絡み合わせたシート状のもの)で、厚みがありません。「レーヨン70%、ポリエステル30%を水流により絡め布状にしたもの」と書かれています。

肌触りに差は感じられないし、染み出した血膿を吸い取る力も、ほぼ同じですけどね。